
自宅で過ごす日々に、何らかの新しい刺激が欲しいと思い立った私です。そう、たとえば、自宅に居ながらにしてアウトドア気分を味わえるような・・・。ということで、以前から関心のあった「メスティン」をこの機に購入しました。
【メスティンとは】
スウェーデンにあるtrangia社製のアルミ製飯ごうのことですが、同じデザインの商品がいろんなメーカーから販売されており、今ではハンドル付きアルミ飯ごうの総称として認識されています。アルミ製のボディは熱伝導率が高く、お米がふっくらおいしく炊き上がると評判です。また、そのシンプルでかわいらしいフォルムは女性人気も高く、メスティンがきっかけでキャンプを始める女性も増えたそうです。

さあ、このメスティンを使ってお米を炊いてみましょう! キッチンのコンロではアウトドア気分も半減してしまいますので、今日はキャンプ用のシングルバーナーを使います。
まず、メスティンにお米1合と水200ccを入れ、30分寝かせます。お米に水が浸透したらバーナーに着火。強火で一気に過熱します。しばらくして吹きこぼれが始まったらここで弱火に。アルミ製のフタは蒸気で簡単に持ち上がってしまいますので、私は手近にあったサバ缶を重しにしました。ここから10~15分ほどでチリチリと音がしてくる、はずなのですが、15分経過しても変化がありません。弱火にしすぎたかと思い火力を強めて数分。うっすらと、しかし明らかに焦げている匂いがしてきました。慌てて火を止め15分蒸らします。はたして・・・。
フタを取ってみると、おぉ、ふっくら炊けているじゃないですか! ほどよく温まったサバ缶をおかずにさっそく試食。うーん、うまい。ツヤツヤの仕上がりはわが家の電気炊飯器にも負けていませんよ。おこげもいいアクセントになりましたね。
炊飯だけでなく、煮る・焼く・蒸すとマルチに働くメスティン。いい買い物をしたな、と思います。これから自宅でいろいろなレシピにトライしてみるつもりです。
【商品概要】
■メーカー:trangia
■型番:TR-210
■寸法:17cm×9.5cm×6.2cm
■重量:150g
■容量:750ml