
皆さん こんにちは
やっと夏の暑さから解放されて秋の訪れを感じられるこの頃ですが、如何お過ごしでしょうか?
今回は札幌市民に親しまれている路面電車をご紹介したいと思います。
北海道では路面電車は札幌と函館のみで運行しています。
札幌市の路面電車(市電)は札幌中心部から西側エリアを環状運転しています。
のんびり走る市電の車窓からは観光スポットとは違う札幌市民の普段の暮らしが垣間見えるでしょう。
札幌の日常を楽しむ「路面電車(市電)観光」乗り方・楽しみ方をご紹介します。
環状運転の「内回り(反時計回り)」と「外回り(時計回り)」で乗り場がわかれていて
乗り場の多くは道路の真ん中にあります。
停留所に電車が入ってくるときは接触しないようご注意ください。
市電の乗車料金は、1回大人200円、こども100円です。
支払は現金かICカードです。ICカードはSAPICA、Kitaca、Suicaなどが使えます。
運賃は後払いです。運賃箱からはお釣りが出ないので、停車中に運賃箱備え付けの両替機で両替しておきましょう。
土曜、日曜、祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)なら、市電専用1日乗車券「どサンこパス」がお得です。1枚370円で、大人1人と子供(小学生まで)1人が1日乗り放題になります。「どサンこパス」は乗務員から購入します。停車中か降りるときに「どサンこパスください」と伝えます。
2回目以降は降りるときに「どサンこパス」を乗務員に提示してください。
★運転手さんがおすすめする車窓からの眺め3選
進行方向に見えるのは、毎年スキージャンプのワールドカップが開催される大倉山ジャンプ競技場。
中心部からジャンプ競技場が見えるという札幌ならではの眺めをお楽しみください。
進行方向に藻岩山の山裾が広がります。四季折々の景観を楽しんであとは
そのまま「ロープウエイ入口」電停で降りて神機の観光スポット、藻岩山山頂へ。
11月下旬から始まる「さっぽろホワイトイルミネーション」の期間中は車内から駅前通りのイルミネーションを楽しめます。
※今年は第40回「さっぽろホワイトイルミネーション」 新型コロナウイルス感染拡大防止対策を施したうえで開催されます!
★見かけたら乗ってみたいサイン入り車両や最新モデル
・M101号車
現在1両だけ走行している、1961年生のレトロなカラーリングが人気の車両。
札幌が舞台の映画『探偵はバーにいる』など映像作品にしばしば登場します。
車内には人気俳優の大泉洋さんの直筆サインも。
・241号車
車内で映画『探偵はバーにいる2』の乱闘シーンを撮影。
・新型低床車両「ポラリス」と「シリウス」
2013年に導入された「ポラリス」と2018年10月に導入された「シリウス」は乗り降りのしやすさ、まちの景色を眺めやすい大きな窓が好評。
いずれも近未来的な車両が特徴で、星の名前から名づけられています。
時刻表の「低」と書いてあるのが新型低床車両の運行時間です。
(車両検査やダイヤ調整等で他の車両に変更の場合あり)
雪ミク電車
11月下旬から3月下旬まで運行する、冬の北海道を応援する「雪ミク(初音ミク)」のイラストでフルラッピングされた車両。
車内ポスターや社内放送も特別使用で多くのファンがこの車両に乗るために訪れます。
皆さん、札幌にお越しの際に、時間の余裕がある日には電車を利用して観光の計画を立ててみて下さい。
ホテル最寄りの停車場は 「東本願寺前」 徒歩約2分程です。
いつもと違った札幌の街を楽しんでいただければ幸いです。
