《スタッフブログ紹介》おなかにやさしい『春の七草粥』

皆さまこんにちは。

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新年を迎え、今年もご利用いただく皆さまにとって快適にお寛ぎいただけるホテルとなるよう、従業員一同、より一層のサービスの向上に努めて参ります。どうぞ本年も宜しくお願い申し上げます。

さて、年末年始にかけ大型連休となった方も多かったかと思いますが、いかがお過ごしでしたでしょうか？連日の食べ過ぎでフル稼働だった胃袋を休めるべく、先日1月7日(人日の節句)には『七草粥』を召し上がった方もいらっしゃるかと思います。この風習、実はお隣の中国にある古来の習慣と関連があるのをご存知でしたでしょうか？この日、中国では人を大切にする『人日(じんじつ)』として“七種菜羹”（しちしゅさいこう：野菜の汁物）を食べ一年の邪気を払うという行事があり、それが平安の時代に日本に渡りました。一方、日本でも古くから“若菜摘み”（春に雪の間から目を出した若菜を摘むこと）という習慣があり、このふたつが結びつき「1月7日に七草のお粥を食べる」という風習が民衆に広がって定着したと言われています。中国と日本の文化が融合した行事というのも興味深いですよね。季節ならではの習慣が消えつつある昨今、このような昔から伝わる日本の食文化は大切にしていきたいものです。ちなみに七草（せり・なずな・すずな・すずしろ・はこべら・ごぎょう・ほとけのざ）には、解熱・整腸・利尿・解毒作用、歯痛・腹痛・風邪予防や美肌効果など言うことなしです！時期になるとセットになった七草がスーパーなどでも購入することができます。今年は過ぎてしまいましたので、冷蔵庫にある野菜でオリジナルの七草粥も良いかもしれませんね。

からだを労わりながら、2024年がどうか皆さまにとって健やかな一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。